賢い借り手が得をする時代

新生活を始めようと考えたとき、
どのようなお家に住むのかが大変重要なポイントになります。
仕事や学業で疲れた身体を休める場所として、
自宅選びには細心の注意が必要なのです。
人生においてある程度見通しが立っている方ならば、家を買うのも良いでしょう。
しかし、社会人になりたての方や転勤の多い仕事をしている方は、
やはり賃貸を利用することになると思います。
時代の変化とともに、賃貸業界の主役が貸し手から借り手へと移行されてきました。
その背景には、空き物件の増加という問題が鎮座しています。
つい最近、日本の人口はついに減少傾向へと転じました。
人口が減れば借り手の数も少なくなります。
賃貸における供給が需要を上回る時代が到来したのです。
これまでは、良い部屋を借りるためにはある程度のお金が不可欠でした。
現在では借り手側が優位な立場にあります。
貸し手側はこれまで以上に努力を重ねて、
借主が増えるような工夫をしなくては部屋が埋まらないのです。

貸し手が努力した結果、良い部屋は確実に増えてきています。
ただし、同じ値段でも部屋によって質に差が広がりつつあるのも事実なのです。
このような時代の移り変わりの中で得をするのが、賢い借主です。
物件の探し方や比較すべき点をしっかり頭に入れておけば、
コストパフォーマンスの高いお部屋に住むことも夢ではありません。
 
一定期間住むことになる部屋を少しでも快適なものにしたい。
そんな方は、賢い借り手になるためのポイントを一緒に確認していきましょう。

基準を明確に

賃貸を利用しようとしている皆さんにとって、良いお部屋とはどんなものでしょうか?
それを構成する要素として考えられるのはアクセス、賃料、間取りという3点です。
この3つがバランスよく組み合わさった物件こそが、皆さんの求める理想のお部屋になります。
全てにすぐれた物件はなかなか見つかりません。
この3つの中でも、優先順位をつけておくことをオススメします。
都心に住んでいるから、多少賃料が上がるのは仕方ない。
多少狭くても賃料が安いお部屋にしたい。
優先順位をつけておけば、いくつかの物件で迷ったときに指針となってくれます。
情報化社会である現代において、インターネットで得られる情報を利用しない手はありません。
不動産店もウェブサイトの充実を図っており、部屋のタイプや賃料を絞り込みながら調べることが出来ます。
不動産店を訪れる前に、こうした方法で下調べをしておくことはとても大切です。
 
1つのサイトで満足せずに、最低でも3つ以上のウェブサイトで探してみましょう。
本命を決めなくても、住みたいと感じているエリアの相場のようなものを知ることが出来れば充分です。
借り手にとって有益な不動産業者を見分けるのも重要です。
不動産業者にとって、お客は借り手だけではありません。

管理人や大家さんも大切なお客ですから、
そういった人たちのために借り手を探そうとする不動産店も少なからず存在します。
不動産店を訪れたその日に契約を迫られる、
もしくは検討していた物件が明日には契約されてしまうといった文言を発したら、
その不動産店は大家さんたちのために仕事をしていると判断しましょう。
そうではなく、こちらの求める情報を丁寧に説明してくれる不動産店が、借り手に優しいお店ということになります。